カテゴリ:作家


22日 10月 2014
松田町寄の木象嵌工房貞で木画を製作されていらっしゃる高橋貞雄様のお仕事をご紹介させて頂きます。木象嵌(もくぞうがん)は種々の色合いを持つ天然木材を使い絵画や図案になるように嵌めこんで表現する技術です。箱根、小田原地方の木象嵌は明治時代に木工足踏みミシンが輸入されたのがきっかけで始まり100年以上の歴史があります。約1cmの板厚で製作された木画は種板といい、これを特殊な大鉋で経木状に薄く削ります。この技術は箱根寄木細工と同じで種板からは経木状の木画が約40枚ほどできます。これを「ズク」といい板に貼り小箱や額装されて完成します。
21日 9月 2014
都心から近く自然豊かな松田町寄に工房を構えて、ものづくりをされていらっしゃる作家の方々を、何回かに分けてご紹介させていただきます。一回目は樹の伐採から漆塗りまで全行程をお一人でてがげていらっしゃる樹の工房の飯口勝之様です。飯口様は丹沢のNPO団体にも定期的に参加し里山の保全活動をされていらっしゃいます。工房の目の前の川では蛍が見られます。写真は欅の作品で、荷風に展示させていただいておりますのでお立ち寄り下さい。